こんにちは、弁護士の橋本です。
今回は、先日実施した「街かど相談会」についてです。
3月9日(土)午後1時から4時まで、イオンモールつがる柏のイベントスペースをお借りして、青森県弁護士会主催の「街かど相談会」を開催しました。
このイベントは、市民の皆さんに弁護士を身近に感じていただく機会を設ける目的で、日本弁護士連合会と共催で行われるイベントの一環として、この時期に全国各地で無料法律相談会などを一斉に実施するものです。2018年、2019年はイオンモール下田で行い、2020年も開催予定でしたが新型コロナウィルスの感染拡大の影響で中止となり、しばらく実施していませんでした。今年は5年ぶりに、イオンモールつがる柏では初めての開催となりました。
「街かど相談会」は、以前紹介した青森県弁護士会法律相談センターの活動として行っており、法律相談センターの委員が企画、運営にあたります。今回も、何ヶ月も前から法律相談センター委員会で準備を進めてきました。当日は地元の五所川原市のほか弘前市、青森市の弁護士も参加しました。会場には日弁連のイメージキャラクターでタレントの武井咲さんの等身大のポスターを掲示し、訪れたお客さんに弁護士会で作成したグッズ(トートバック、クリアファイル、ポケットティッシュなど)をお配りしながら、無料相談会を実施しました。相談は、深刻なトラブルではないけれどちょっと聞いてみたいことがあったので立ち寄ってみた、といった方が多かったようです。
私たち弁護士は、市役所などで行われる法律相談に出掛ける機会は多いのですが、このように多くの弁護士が街に出て市民の皆さんと気軽に接する機会は普段はありませんので、私たちにとっても新鮮な経験です。市民の皆さんにとっても、何か相談事でもなければ会うこともない弁護士を身近に感じて頂く機会となったのではないでしょうか。
私は、普段、事務所で法律相談を行っていますと、相談者の方から、「困ったことがあるのだけれど、こんなことで弁護士に相談していいのだろうかと思った」と言われることがよくあります。トラブルを未然に防ぐため、あるいはトラブルが大きくならないうちに弁護士に相談することも大切です。最近ではホームページで弁護士を調べて相談に行く方が多いと思いますが、弁護士を探すのが難しい場合には、青森県弁護士会(電話:017-777-7285)でも地域毎に当番弁護士名簿を作成して紹介しておりますので、こちらもご利用ください。